年明け早々、福岡県まで「医療労務コンサルタント」研修を受講しに行ってきました!

みなさんこんにちは。早くも年があけてしまい、何かとバタバタしております。ご挨拶が遅れましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、オフィスこころは年明け早々、1月10日~11日にかけて福岡県社会保険労務士会が主催する「医療労務コンサルタント」になるための研修を受けに行ってきました🚅(地元の香川県では規模が小さく開催されないので、県外まで受講しに行った次第です💦)病院や診療所など医療機関の労務管理は医師や看護師など医療従事者の夜勤や宿日直のある特殊な勤務形態であったり、副業があったり、また職種上、長時間勤務にならざるを得ない医師に関しては、一般労働者とは違う特別の上限規制があったり、それも病院の医療体制などによって上限時間が違っていたり、特殊な労務管理や賃金計算が必要となってきます。

まだ医療機関の顧問先はないのですが、厚生労働省の委託事業である医療勤務環境改善支援センターの香川県の派遣専門家(社労士)として令和4年から携わってきて、特に一昨年と昨年は令和6年4月より医師の働き方改革で今まで適用猶予されていた時間外労働の上限規制が新しく導入されることになったため、通常の労働時間として換算されない宿日直許可を申請希望する医療機関が増え、その申請のお手伝いなどをしてきました。今回はコンサルタントの資格目的というよりは、今まで部分的に携わってきた内容を改めて体系的に学べるとのことを期待したのと、たまには県外も行ってみたいとの動機から参加してみることにしてみました。
【参考】医師の時間外労働上限規制の解説(厚生労働省)

研修では福岡県で実際に複数の医療機関の顧問としても活躍されている先生のお話であったり、契約書に記載する賃金の作成案など具体的な実務のやり方であったり、また医師会や看護師会の方からの医療機関の現状のお話であったりと、改めて普段は知ることのできない視点から学ぶことができました。また他県の社労士の方との意見交換や事例研究があったりと、費用をかけてでも行って良かったです。微力ではありますが、地域住民の命を守る大事な医療機関が今後も無事存続できるように、今後も機会があれば社労士として働き方の観点から何かしらサポートできればいいなと思います。

オフィスこころは開業して、只今4年目ですが、社労士業、行政書士業もまだまだ色んな業務、可能性があると年々実感しています。それに自分がどこまで対応できるのか、どこまで広げるのか、また広げるより対象を絞って専門性を高めた方ががいいのか、まだ自分のスタイルが定まらないこともままあります。ただ、どの職種でもそうだと思いますが、何十年やっていても、どんな立派な資格があっても、情報や必要とされることは日々変わる、そのときどきで対応できるものに全力を注ぐしかないなと思います。

昨年も地元の経営者協会が主催する弁護士が講師の労働セミナーや全基連が主催する個別労働紛争研修など業務の傍らに様々な研修を受講してきましたが、最近はオンラインでも受講できるものがほとんどなので、地方住民としては助かっています。でも年に数回くらいは出張も兼ねて県外の研修にも参加するのもいいですね。ちょうど今年の3月にも東京でとある研修に参加してくる予定なので、また何かご報告できればと思います。

博多ではゆっくりできる時間はあまりありませんでしたが、唯一もつ鍋にはありつけました!食べるの好きなので各地の美味しいものをいただくのも楽しみです🍲まだまだ寒い日が続きますが、今年も皆様、無病息災で無事に過ごすことができますように~🌸

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